都会いると本当は、大きな宇宙に抱かれているんだってことを忘れてしまいそうで、
日々の仕事や日々の家事に右往左往しているだけのような気がして、
とにかくとにかく、自然を日々感じられる環境に自分を置いてみたかった、
浸ってみたかった・・・・。
結構、切羽詰まっていたのかなぁ。
なぜ、こんな何にもないところに??・・・と聞かれます。
いやいや、大きな空も、綺麗な緑も、美味しい空気も、美味しい水もある。だから野菜も米も美味しいし、コミュニティが小さいから人と人がちゃんと繋がってるし、景色はいいし、鳥の声がよく聞こえるし、カモシカやキツネやタヌキやリスにも会えるし・・・、たき火も楽しいし、川遊びも楽しいし。いいこといっぱいあるんだけどなぁ。
なぜ、この不便なところで??・・・と言われます。
いやいや、今は文明の利器があるから、住まいも快適で、車があればすいすい(渋滞なんてありません)買い物にも行ける、インターネットはある、アマゾンも楽天もちゃんとここまで届けてくれる、だから全然不便じゃないんですけどォー。
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山や田んぼに囲まれて、ほんとに癒される・・・・とか、言わない。
田舎に住んだら「癒される」って言葉は、要らなくなる。
山に降った雨がせせらぎとなって、里を潤し、田を潤し、川となって、谷を深く削っていく。
それがここにいたら、手に取るようにわかる。だから、山を守っていかないとダメなんだって。
大変だった米作りも終わってみれば、
自分の手で育てたものを口にすることが
こんなにも喜びと自信に繋がるのかと、びっくり。
そうそう、こういうことが、味わいたかったんだよね。
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豊かな自然があって、
見守ってくれ、共に生活する隣人がいて、
その輪の中に自分がいて、
その中で生かされているんだって、
・・・・そんな実感が得たくて移住してきたんだよなぁ、きっと。
2016年秋