2月 種籾の選別
前年の籾の中から良質の籾を選別します。
タップリの塩水に、籾を入れて、沈んだ籾のみ種籾とします。
2月〜3月中旬 寒晒し
種籾を冷水に漬け、ゆっくり発芽を即します。冷たい水に晒すのは、籾を鍛えるためとか。
3月22日 苗床作り
ぷっくり膨らんだ籾を苗床に撒きます。苗床の土は熱で消毒したものを使います。
3月下旬〜5月上旬
ビニールハウスの中に、シートで浅いプールを作り、苗床を並べます。
水を切らさないように管理して、20センチほどまで苗を育てます。
※ ここまでは、無農薬でお米を作ってるグループに入れてもらっての共同作業。
田んぼは、ご近所の田んぼを1枚お借りしました。1反弱。
5月8日 代掻き
田んぼに水を張り、耕運機で耕します。
田んぼの土を細かくして、田植えがしやすいようにします。
5月18日 田植え
田植え機を使って植えていきます。機械が植え残したところや端の方は
手植えをしていきます。
田植え〜8月下旬 水の管理、草取り、畔の草刈り
毎日田んぼの様子を見に行きます。
(水の管理)
水の管理はとても大事です。
水を深くして、稗(ひえ)の発芽を抑えたり、
しっかり稲の根が張るように、途中で水を抜いたりします。
(草取り)
無農薬で栽培する場合、草取りは、一番時間の取られる作業です。
(畔の草刈り)
モグラなどによる畔の切り崩しを早く見つけるためにも、カメムシの潜む場所を減らすためにも、畔の草刈りは重要です。
←7月28日 待ちに待った出穂(シュッスイ)開始
9月17日 稲刈り 稲架干し
バインダーという機械を使って、刈り取る予定でしたが、長雨の影響でぬかるんだ田んぼで機械は動かず・・・。仕方なく、手刈りとなりました。この時ほど、地域の方々の力を感じたことはありませんでした。稲架(はざ)という木の杭と竹の竿でできた干場に稲束を掛けていきます。
乾燥(天日干し)
今年は、9月に雨がたくさん降りました。稲架に干したお米がなかなか乾かず、
カビが生えるのではないか、芽が出てしまうのではないかと、ハラハラ。
何とか15%の水分量まで乾き、無事収穫出来ました。
10月16日 収穫 脱穀、籾摺り
ハーべスターという機械を田んぼに入れて、稲束から籾をとります。
これが籾摺り機 籾摺り機を通して、玄米になりました。
残った籾、藁は、貴重な有機肥料になります。
この後、来年の米作りのために、籾は燻炭にして、藁はカットして、田んぼにバラまきます。
0 件のコメント:
コメントを投稿