お盆を過ぎると、こちらでは朝晩が一気に涼しくなります。
昼間はまだまだ暑いですが、それまでのようなムシムシする感じがなくなっています。
そうなると、アキアカネが空を舞い、稲穂がこうべを垂れてきて、稲刈りの時期が近付いてきたことを知らせてくれます。
笠置町のお米が美味しいのは、笠置山の南斜面にあるため日当たりが良く、昼夜の寒暖の差が大きく、笠置山からの豊富な美しい水があるからです。
また、山に囲まれた棚田は平地の田んぼと違い、様々な動物や鳥や虫や微生物が生息しており、何か一つの害虫や病気が大発生することがありません。
生産性という意味では効率は良くないかもしれませんが、本当においしい米はこういう棚田で作られるのです。
都会から移住してきた私たちも、この地で田んぼを借りて米作りに挑戦してみましたが、本当においしいお米が穫れました。都会の親戚や友人に食べてもらいましたが、みな「こんなにおいしいお米は食べたことがない」と口を揃えて言います。
今年も9月中にはあちこちで稲刈りが行われ、新米が食卓に上がります。
秋はもうすぐそこまで来ています。
古民家と田んぼは良く似合う |
美しい棚田の風景。天気が良いと恵那山が見えます。 |
夏の空と秋の空が入り交じっています。 |
雨乞いの山であった笠置山からの豊富な清流が田んぼを潤す。 |
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